
完成した。
ADR423はノイズが多いのでリファレンスには使えなかった。温度補償が必要な温度計向きかも知れない。
ADuM5401は有っても無くても測定値に影響は無かった。高ノイズ環境なら差が現れるかも知れない。


デジタル・アイソレータはパソコンなどのノイズ源からセンサーやADコンバータを絶縁して駆動するためのインターフェースらしい。以下に具体例が載っている。
Circuit Note CN-0066(Analog Devices)
Application Report SLOA123(Texas Instruments)
A-Dコンバータ活用 成功のかぎ(CQ出版)
そこでADuM5401を使って絶縁地震計を作ってみる。
秋月で最近発売された3軸加速度センサモジュール KXSC7を試す。



KXR94に近いがKXSC7の方が安く、ノイズが少し多く、ピン配置は異なる。1gal以下を測定する必要が無ければKXSC7で十分かも知れない。
IntelGalileoでシリアルモニタを開かないでシリアル出力し続けるとフリーズする。
ソース:
int led = 13;
void setup() {
pinMode(led, OUTPUT);
Serial.begin(9600);
}
void loop() {
digitalWrite(led, HIGH);
delay(100);
digitalWrite(led, LOW);
for(int i=0;i<100;i++){
Serial.println("test");
}
}
結果:
IntelGalileo→約30秒間LED点滅してフリーズ
ArduinoUNO R3→フリーズしない


Intel GalileoではI2C液晶モジュールACM1602NIはどうやっても動かなかった。前回の液晶を採用して16bitADコンバータADS1115を接続してみた。CPUの温度が50℃を超えた辺りから動作が怪しくなり遂に書き込みできなくなった。三端子レギュレータに使うヒートシンクとファンを設置すると安定した。温度計とヒートシンクは割り箸で固定した。
サンプリングレートはデフォルトのままで加速度センサーの測定値を液晶に表示した。ノイズは十分低いので計測震度の計算に利用できると思う。次はFFT処理をする。
スケッチ
// I2Cdev : https://github.com/jrowberg/i2cdevlib
// LiquidCrystal_I2C :
// http://hmario.home.xs4all.nl/arduino/LiquidCrystal_I2C/
#include <Wire.h>
#include "ADS1115.h"
#include <LiquidCrystal_I2C.h>
ADS1115 adc0(ADS1115_DEFAULT_ADDRESS); //ADDR:GND
LiquidCrystal_I2C lcd(0x20,8,2);//I2Cアドレス、8行x2
void setup() {
Wire.begin(); // I2C開始
adc0.initialize(); // ADS1115 初期化
lcd.init(); // 液晶初期化
adc0.setMode(ADS1115_MODE_SINGLESHOT);//シングルショット・モード
adc0.setGain(ADS1115_PGA_4P096);//フルスケール±4.096V
}
void loop()
{
adc0.setMultiplexer(ADS1115_MUX_P3_NG);//マルチプレクサ設定
lcd.setCursor(0,0);
lcd.print("X:");
lcd.print(adc0.getConversion());//変換
adc0.setMultiplexer(ADS1115_MUX_P2_NG);
lcd.print(" ");
lcd.setCursor(8,0);
lcd.print("Y:");
lcd.print(adc0.getConversion());
adc0.setMultiplexer(ADS1115_MUX_P1_NG);
lcd.print(" ");
lcd.setCursor(0,1);
lcd.print("Z:");
lcd.print(adc0.getConversion());
lcd.print(" ");
delay(10); //待ち
}
//I2Cdev.cpp
//min関数が無いと言われるので加える
int min(int a,int b){
if(a<b){return a;}else{return b;}
}