秋月で最近発売された3軸加速度センサモジュール KXSC7を試す。
KXR94に近いがKXSC7の方が安く、ノイズが少し多く、ピン配置は異なる。1gal以下を測定する必要が無ければKXSC7で十分かも知れない。
秋月で最近発売された3軸加速度センサモジュール KXSC7を試す。
KXR94に近いがKXSC7の方が安く、ノイズが少し多く、ピン配置は異なる。1gal以下を測定する必要が無ければKXSC7で十分かも知れない。
秋葉原で手に入るアナログ加速度センサーを同じADコンバーター(地震計11を流用)で測定しノイズを比較した。
結果
メーカー | メーカー品番 | ノイズ μg/√Hz |
g範囲 | 出力 インピー ダンス kΩ |
実測 標準偏差 gal |
STMicroelectronics | LIS344ALH | 50 | ±2g | 110 | 0.160 |
Kionix Inc | KXR94-2050 | 45 | ±2g | 32 | 0.182 |
Analog Devices Inc | ADXL335 | XY:150 Z:300 | ±3.6g | 32 | 0.519 |
Freescale Semiconductor | MMA7361LC | 350 | ±1.5g | 32 | 1.238 |
LIS344ALHモジュールはマルツや千石で売っているAM-3AXIS-PV03。これだけ出力インピーダンスが110kΩなのでローパスフィルタのコンデンサは0.33μFを使用している(他は1μF)。
KXR94-2050は秋月で売っている。高性能の割に安い。
ADXL335はマルツで売っている。ノイズが多く、地震計には使用できないと思う。
MMA7361は秋月や千石で売っている。ノイズが多く、地震計には使用できないと思う。
より良いデジタル加速度センサーを求めて作った地震計。
加速度センサーはKX023-1025の評価基板EVAL-KX023-1025。16bitでサンプリングできる。
I2Cバス用双方向電圧レベル変換モジュール(PCA9306)
KX023-1025はローパスフィルターを内蔵してるが、求めているものではなかった。
strawberry-linuxの3軸加速度センサモジュール MMA8451Q、
秋月のI2Cバス用双方向電圧レベル変換モジュール(PCA9306)、
PIC18F14K50使用USB対応超小型マイコンボードを使った地震計。写真なし。
MMA8451Qは14bit出力なので期待したが思いの外ノイズが多かった。
電源レギュレーターをNJM2863やTPS7A4700にしてみるが特に効果無く悩む。
MMA8451Qのノイズのせいという結論に至る。
トランジスタ技術増刊「今すぐ使える!パソコン計測USBマイコン基板」の付属基板で作成した地震計。
マイコンはPIC18F14K50。ADCはAD7793。
加速度センサーは秋月のkxm52-1050モジュールを5つ。
波形と計測震度を記録するwindows用ソフトも作ってみた。