
RaspberryPi Model A+ 256MBが届いた。
以前作ったRaspberryPi地震計より一回り小さなボードだ。直接ネット接続はできないので、別の方法を考えなければならない。ModelAで使ったSDメモリをそのまま移植できるなら簡単かも知れない。

RaspberryPi Model A+ 256MBが届いた。
以前作ったRaspberryPi地震計より一回り小さなボードだ。直接ネット接続はできないので、別の方法を考えなければならない。ModelAで使ったSDメモリをそのまま移植できるなら簡単かも知れない。
前回LTC2450-1モジュールを試したが期待した変換速度が得られなかった。
チップを拡大して観察すると、なんだか違うチップが載ってるような気がしてきた。LTC2450-1ではなくてLTC2450ではないか?


データシートによればLTC2450-1にはLDBZとマーキングされていて、
LTC2450にはLCTRとマーキングされている。
LTC2450とすると変換速度は実測値と一致する。
追記:秋月に問い合わせフォームで知らせたところ、「ご指摘の通り」との返答があった。現在は販売停止中のようだ。
追記2:販売再開された。

秋月で売ってるLTC2450-1をテスト。arduino unoで試す。
LTC2450-1は1入力だけなので3軸加速度センサに接続する時は3連にする。変換時間は「約16.6ms(最大21ms)」と書いてあるけど実際は34msかかる。どうしたものか。

スケッチ:
#include <SPI.h>
unsigned char m_data; //MSB byte
unsigned char l_data; //LSB byte
const int CS = 10;
void setup() {
pinMode(CS, OUTPUT);
SPI.begin();
SPI.setBitOrder(MSBFIRST);
SPI.setDataMode(SPI_MODE3);
SPI.setClockDivider(SPI_CLOCK_DIV16);
Serial.begin(9600);
}
void loop(){
digitalWrite(CS,LOW);
m_data = SPI.transfer(0x00);
l_data = SPI.transfer(0x00);
digitalWrite(CS,HIGH);
printHex(m_data);
printHex(l_data);
Serial.println("");
delay(34); //必要に応じてwaitを置く
}
void printHex(unsigned char d) {
Serial.print( ( d < 0x10 ) ? "0" : "" );
Serial.print( d, HEX);
}
pc watchによると、6月27日にGalileo2が提供開始されるらしい。発熱と入出力が改善していれば欲しい。

mbedに秋月で売ってるAQM0802を接続する。液晶コントローラはST7032で、同じチップを載せたSB1602E用のプログラムが使えた。
TextLCD SB1602E sample program
AQM0802のI2Cバスはプルアップが必要。変換基板の裏面のプルアップ用ジャンパにハンダを盛る。
次はfftと計測震度の計算をする。

mbedに先日使ったADS1220を接続する。mbedの入出力の電圧は分からなかったが、出力を測定すると3.3Vだったので入力も3.3Vと信じる。
windows環境においてusb経由でprintfなどの出力をモニタする場合はwindowsにシリアルポートドライバをインストールする。
ホーム→Communicating over USB Serial→Windows-serial-configuration→Download latest driverをダウンロード→インストール
spi.formatはADS1220のデータシートにSPI mode 1と書いてあるのでspi.format(8,1)とする。
pc.baudはデフォルトで9600bpsが設定されていて実際その速度で入出力される。モニタするには少し遅いので115200bpsなどに設定する。pc側も同じ速度にする必要がある。
ADS1220は待ち時間を入れないと正常に動かないので適度にwaitを入れる。実測で電源投入後に56ミリ秒、リセットコマンド後に16マイクロ秒以上waitを入れると正常に動いた。
DigitalInとSPIを同じピンに定義すると上書きされるらしく動かない。GPIOのレジスタを直接読み出すと動く。
シリアル出力は14バイトごとにpcに送られるらしい。断片を想定していない場合は、14バイトに整形して出力するか、受信側で整形する必要がある。
次にLCDを接続する。
IntelGalileoでシリアルモニタを開かないでシリアル出力し続けるとフリーズする。
ソース:
int led = 13;
void setup() {
pinMode(led, OUTPUT);
Serial.begin(9600);
}
void loop() {
digitalWrite(led, HIGH);
delay(100);
digitalWrite(led, LOW);
for(int i=0;i<100;i++){
Serial.println("test");
}
}
結果:
IntelGalileo→約30秒間LED点滅してフリーズ
ArduinoUNO R3→フリーズしない


Intel GalileoではI2C液晶モジュールACM1602NIはどうやっても動かなかった。前回の液晶を採用して16bitADコンバータADS1115を接続してみた。CPUの温度が50℃を超えた辺りから動作が怪しくなり遂に書き込みできなくなった。三端子レギュレータに使うヒートシンクとファンを設置すると安定した。温度計とヒートシンクは割り箸で固定した。
サンプリングレートはデフォルトのままで加速度センサーの測定値を液晶に表示した。ノイズは十分低いので計測震度の計算に利用できると思う。次はFFT処理をする。
スケッチ
// I2Cdev : https://github.com/jrowberg/i2cdevlib
// LiquidCrystal_I2C :
// http://hmario.home.xs4all.nl/arduino/LiquidCrystal_I2C/
#include <Wire.h>
#include "ADS1115.h"
#include <LiquidCrystal_I2C.h>
ADS1115 adc0(ADS1115_DEFAULT_ADDRESS); //ADDR:GND
LiquidCrystal_I2C lcd(0x20,8,2);//I2Cアドレス、8行x2
void setup() {
Wire.begin(); // I2C開始
adc0.initialize(); // ADS1115 初期化
lcd.init(); // 液晶初期化
adc0.setMode(ADS1115_MODE_SINGLESHOT);//シングルショット・モード
adc0.setGain(ADS1115_PGA_4P096);//フルスケール±4.096V
}
void loop()
{
adc0.setMultiplexer(ADS1115_MUX_P3_NG);//マルチプレクサ設定
lcd.setCursor(0,0);
lcd.print("X:");
lcd.print(adc0.getConversion());//変換
adc0.setMultiplexer(ADS1115_MUX_P2_NG);
lcd.print(" ");
lcd.setCursor(8,0);
lcd.print("Y:");
lcd.print(adc0.getConversion());
adc0.setMultiplexer(ADS1115_MUX_P1_NG);
lcd.print(" ");
lcd.setCursor(0,1);
lcd.print("Z:");
lcd.print(adc0.getConversion());
lcd.print(" ");
delay(10); //待ち
}
//I2Cdev.cpp
//min関数が無いと言われるので加える
int min(int a,int b){
if(a<b){return a;}else{return b;}
}

前回Intel GalileoのGPIOは遅い事が分かった。I/Oが遅いと何かと不便なのでI/Oエクスパンダを利用して高速化してみる。

aitendoのGPIOエキスパンダ(I2C)に載ってるPCF8574はArduinoのライブラリにもあるので良さそう。ライブラリのインストールはLiquidCrystal_I2C.zipを展開して
arduinoのディレクトリ→libraries
の中に配置すればよい。
スケッチ
#include <Wire.h> //I2C用
#include <LiquidCrystal_I2C.h> //I2C液晶用
LiquidCrystal_I2C lcd(0x20,8,2); // アドレス0x20 8x2行
void setup()
{
lcd.init(); // 液晶初期化
lcd.backlight(); // P7にLEDのon/offが出力できるらしい
}
void loop()
{
while(true){
lcd.clear(); //画面消去
lcd.print("Hello,"); //表示
lcd.setCursor(2,1); //位置
lcd.print("world."); //表示
for (int i=0; i<5; i++){ //点滅
lcd.noDisplay(); //隠す
delay(200); //遅らせる
lcd.display(); //現す
delay(200);
}
}
}
十分な速さになった。